国文学者で角川書店(現KADOKAWA)創立者の角川源義の遺志で創設された角川文化振興財団が、インターネットを介して利用できる漢字データベース作りを始めた。「日本文化の根幹をなす漢字について、世界中の研究者が利用できるようにもする」(角川歴彦理事長)という。まずKADOKAWAの漢和辞典「新字源」のデータを入力。中国・清時代に編まれた「康熙字典」などのデータも順次収める。国内では印刷会社やフォ

2012年07月10日19:05 カテゴリオタクin中国北京生活のあれこれ 中国オタク「簡体字と繁体字について、どう思う?どっちが好き?」 現在中国本土で使われている漢字は簡略化されたいわゆる 「簡体字」 ですが、香港マカオや南方などではそれ以前に使われていた 「繁体字」 も普通に使われています。 また、中国のファンサブ字幕においても簡体字版と繁体字版が混在している状態になっています。 以前、ありがたいことに 「中国オタク内では、簡体字と繁体字に関してどう考えているのか?」 という質問をいただいたのですが、先日うまい具合に中国のソッチ系の掲示板でこの辺についてのやり取りを見かけることが出来ましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。 ちょっとみんなに聞きたいんだが、簡体字と繁体字について、どう思う?オタ関係の中文の資料や字幕は簡体字と繁体字が混在しているけど、そういっ
古代中国の文章・文物・歴史・研究について。とりあえず漢文(古典漢語)や漢字について徒然なるままに、また学会覚書、購書記録なども記していきます。 なにやらめっちゃ面白そうな講習会。 文理融合型東洋写本・版本学(講習会) 「漢字文献」 石塚晴通氏他 日時:2012年8月30日(木)・31日(金)・9月1日(土) 13:30~17:00(休憩をはさむ) 場所:財団法人東洋文庫 2階講演室(東京都文京区本駒込2-28-21) 日程:第1回目「文字」(漢字、書体・字体・字形、草体化・省画化:各言語特有文字) 第2回目「書誌」(絹・木・竹・紙・電子、写本・版本、典籍の蒐集・伝承) 第3回目「テキスト」(公私、石経・宋版・活版・インターネット、漢籍・仏典・文書、自言語に依る訓読) 受講無料・事前申込制(20名) 応募方法と締切:メールのタイトルに「資料講習会参加希望」と入力の上、kouza@toyo-b
概要 『漢字データベースプロジェクト』は、Unicode / UCS (Universal Multiple-Octet Coded Character Sets) によって符号化された漢字(CJK統合漢字)の情報交換・検索照合・分析に役立つ様々なデータベースを整備することを目的に、2003年度に日本学術振興会科学研究費補助金・研究成果公開促進費(データベース)の援助を受けて開始しました。 各種漢字データファイルは、GitHubにて管理されており、GitHubサーバから取得することができます。 ライセンスについて 本プロジェクトのデータは、GPLライセンスおよびMITライセンスにて配布しています。 GPLライセンスによる配布 IDSデータ(ids.txt) 説文解字注(六書音均表等を含む)データ 宋本廣韻データ 學生字典データ MITライセンスによる配布 上記以外のすべてのデータ(以下を含
「齊驅並駕」:亦作「並駕齊驅」。比喻雙方不分高下、實力相當。語出宋朝張戒《歲寒堂詩話˙卷下》:「氣象廓然,可與兩都三京齊驅並駕矣。」 「壽並河山」:意指與高山河水同壽,一般用為祝壽賀辭。
パーソナルメディア株式会社 (代表取締役:松為彰、本社:東京都品川区、電話:03-5759-8303、資本金1,000万円) は、日本の漢字の活字字体の典拠とされている漢字字典『康煕字典(こうきじてん)』の「安永本(あんえいぼん)」を、iPad用の電子書籍として本日2010年12月2日より販売開始いたします。『康煕字典 安永本』(iPad版)の価格は税込4,800円で、App Store にてご購入いただけます。 『康煕字典』は中国で作られた漢字の字書です。中国の「清(しん)」の時代に、四代皇帝康煕帝(1654生~1722没、1661年即位)の命により、張玉書(ちょう ぎょくしょ)、陳廷敬(ちん ていけい)ら30人が約5年を掛けて編纂し、康煕55年(1716年)に完成しました。 康煕字典は、明治以来の漢字の活字字体の典拠であるという意味で、国語学的には極めて重要なものとされています。201
What in the world could オントロ (ontoro) and グスーム (gusūmu) possibly mean? (If you wait a few seconds, a hint will flash in the animated GIF above.) Continue reading… The UTC #160 meeting took place last week at Microsoft’s HQ in Redmond, Washington. For CJK enthusiasts, the big news is that the UTC accepted CJK Unified ideographs Extension G (aka IRG Working Set 2015), which includes 4,939 characters
HTML関連の話題を追いかけていくと必ず行き着くサイトがある。「言葉 言葉 言葉」というサイトである。ここでは「国語問題」をとりあつかっている。HTMLの文法をどのように日本語に適用すべきかを考えていれば、日本語の扱い自体を考え始めるのは当然である。「言葉 言葉 言葉」では、おそらくは日本語の問題をWebで公表するに当たって、HTMLの問題にぶつかったのであると思う。 さて。そのサイトでは正字正かなを用いている。少々エキセントリックな形での主張の仕方ではあるが、正字正かなを用いるべきという主張は概ね首肯できる。戦後の国語改革が性急に過ぎたのは明かである。漢字制限については、漢字に関する知識の不足を招き、我々の語彙、ひいては教養を薄いものにしている。その結果「世論」の意味合いの考えようもないから「せろん」「せいろん」「よろん」の起源を誤ってしまう。一方のかなづかいについても、原則の不足が一貫
も見逃せない一般向けの概説書となっている。巻末には「中国古代の青銅器と金文資料への理解を深めるための文献案内」と題した項目があり、以下の15の書籍を挙げる。 これまでに発見された青銅器の銘文を集大成したものとして、 1.『殷周金文集成』中華書局、1984~1994年。 が出版されており、編集時点で存在の知られていた全ての金文資料が、番号を付して、そこに収められている。この『集成』には索引などが附録されていて、金文研究のもっとも基礎となる資料集となっている。(中略) 金文資料を体系化し、歴史の中に位置づけようとした試みは、 2.郭沫若『両周金文辞大系』文求道、1932年、増訂版、1957年 に始まると言ってよいであろう。(中略) 同様に、金文資料を用いて、周代の社会と歴史とを復元することを、より厳密に行おうとしたものとして、 3.陳夢家「西周銅器断代」『考古学報』1954~1956年(『陳夢
『新常用漢字表が迫るUnicode移行、「シフトJIS」では対応不可能』の読者から、「改定常用漢字表試案への意見」の例を書いてほしい、という依頼がかなりたくさん届いた。しかも、電子メールで送れる形にしてほしい、という人が多いらしい。とりあえず、私(安岡孝一)なりのテンプレートを書いてみることにした。 To: kanzihyo@bunka.go.jp Subject: 【改定常用漢字表試案への意見】 氏名・年齢・性別・職業 住所・電話番号 「叱・填・剥・頬」の4字を、それぞれ対応する常用漢字の許容字体として、角括弧つきで併記することを要望します。また、*が付された「彙・茨・淫・牙・葛・韓・嗅・僅・惧・稽・恣・煎・詮・箋・嘲・捗・溺・賭・箸・蔑・喩」の21字および「羨・蔽・籠」の3字については、これまでの常用漢字と同じ構成要素の字体を、やはり許容字体として併記することを要望します。その上で、「
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