ISO/IEC JTC 1/SC 34※1、IEC/TC 100/TA 10※2、ISO/TC46/SC 4※3 による共同分科会(Joint Working Group)がEPUB 3のarchivability、つまり、長期保存に関する検討を行うために設置されることになったそうです。 N886, Establishment of a Joint Working Group between JTC 1/SC 34, TC 100/TA 10 and TC 46/SC 4 – National Information Standards Organization 将来的にOOXMLとODFにもスコープを拡げてることを想定しているようですが、まずはEPUB3の長期保存に適したMETS(Metadata Encoding and Transmission Standard)のプロファイルを作成
2013年ISO/TC46国際会議<報告> 2013年6月3日から7日まで,フランスのパリでISO/TC46(International Organization for Standardization/Technical Committee 46)の国際会議が開催された。TC46は「情報とドキュメンテーション」を担当する専門委員会である。日本からは筆者を含め5名が参加し,筆者は「技術的相互運用性」を扱う第4分科会(SC4)及びTC46全体の総会に参加した。ここではSC4の会議を中心に報告する。 今回SC4で議論されたテーマの内,大きなものは,図書館におけるRFIDタグ(ISO 28560)と図書館間貸出(ILL)に関する新規格(ISO 18626となる予定)の検討である。 図書館におけるRFIDタグについてはISO 28560-1,28560-2,28560-3という3つの規格がある。英
The PDF Reference was first published when Adobe Acrobat was introduced in 1993. Since then, updated versions of the PDF Reference have been made available from Adobe via the Web, and from time to time, in traditional paper documents made available from book publishers. On January 29, 2007, Adobe announced its intent to release the full Portable Document Format (PDF) 1.7 specification to AIIM, the
PDFの全機能を盛り込んだ国際規格 PDF 1.7をベースにPDFの全機能を盛り込んだ国際規格が2008年にISO 32000-1:2008として承認されました。現在、後継のPDF 2.0がISO/DIS 32000-2として検討されています。 なお、PDF1.7の国際規格化以降はPDFはAdobeの手を離れて、ISOが管理する規格になり、仕様の策定は情報やイメージ管理の非営利の標準化団体AIIM (Association for Information and Image Management) が進めているようです。 PDF PDF 1.7(ISO 32000-1:2008) PDF 2.0(ISO/DIS 32000-2)※審議中 規格書は約25,000円強とお求めやすいとは言い難い価格ではありますが、幸いISO 32000-1はAdobeが以下のサイトで無料で公開してくれています。
今回、および次回は PDF/UAと呼称される ISO 14289-1 規格について記載してみます。 ISO 14289-1(以下、PDF/UA)は昨年、国際標準となった規格で、規格書初版は 2012年7月25日に初版が発行されています。 規格書のタイトルは、 Document management applications — Electronic document file format enhancement for accessibility — Part 1: Use of ISO 32000-1 (PDF/UA-1) となっています。 PDF/UAも今まで説明してきた、PDF/X、PDF/Aの各規格同様に、PDFの仕様書をベースとして、それぞれの用途に沿った規則を設けたものになります。今回とりあげる ISO 14289-1という版は 、タイトルにもありますように、ISO 3200
2013年2月15日付けのOCLCの発表によると、Z39.50(ISO 23950)の次世代規格として開発された情報検索用プロトコル“SRU(Search/Retrieve via URL)”が、OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)標準として批准されたそうです。 SRU/CQL Standardization in OASIS(LC) http://www.loc.gov/standards/sru/oasis/ SRU: Search/Retrieval via URL — SRU, CQL and ZeeRex(LC) http://www.loc.gov/standards/sru/ SRU Approved as OASIS Standard(OCLC 2013/2/1
電子書籍の標準フォーマットとしてIDPF(International Digital Publishing Forum、国際電子出版フォーラム)によって昨年10月に策定されたEPUB 3は、縦書きやルビといった日本語対応を含む多くの多言語対応の実現などがあり、急速に普及し始めています。 EPUB 3は事実上の業界標準(デファクトスタンダード)の地位を得ました。そして現在、このEPUB 3をISO/IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)、つまり世界各国の代表から構成される機関が定める公的標準(デジュールスタンダード)にする動きが始まっています。 EPUB 3がISO/IECの標準になることで各国政府の調達要件を満たしやすくなり、また教科書や図書館などの標準規格を重視する分野への採用が進むと考えられています。 日本政府の支援がすぐに受けられず 日本はこれまでIDPFでのEPUB 3策定に当
ウェブアーカイブの保存用ファイルフォーマットWARCがISO標準に 2009年5月,国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC;CA1664参照)の取り組みが実り,ウェブアーカイブの保存用ファイルフォーマットWARCが,国際標準機構(ISO)の国際規格ISO 28500:2009となった。 WARC(名称は「”W”eb “Arc”hiving」に由来)の素案は,IIPCの主要メンバーであるインターネットアーカイブ(Internet Archive)が採用しているウェブアーカイブ保存用ファイルフォーマットARCを,2004年にIIPCにおいて,国立図書館等で汎用的に使える保存形式に拡張したものである。 2005年,IIPC素案をたたき台として,IIPCとISOとの間で,WARCの国際規格化の進め方について議論が開始された。2006年2月,ISO第46専門委員会(ISO/TC46)のチェン
2012年5月1日にデジタルオブジェクト識別子(Digital Object Identifier:DOI)が国際規格ISO 26324:2012になりました。現在までに登録されているDOIの数は6000万件以上とのことです。 ISO 26324:2012 – Information and documentation — Digital object identifier system http://www.iso.org/iso/catalogue_detail?csnumber=43506 Digital object identifier (DOI) becomes an ISO standard(ISO 2012/5/10付けニュース) http://www.iso.org/iso/pressrelease.htm?refid=Ref1561 DOI News, May 2012
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