「決定をRDA刊行後に持ち越した課題」から見るRDAの方向性 (1) 「転記の原則」をめぐって 和中 幹雄 はじめに 昨年 2010 年 6 月 23 日にウェブ上での利用を前提とした Toolkit の形式で、AACR2 の後 継規則としての RDA(Resource Description Access)が刊行された 1)。それに引き続き、ア メリカ合衆国の 3 つの国立図書館(議会図書館、農学図書館、医学図書館)が共同でテス ト調整委員会を立ち上げ、同年 7 月から翌年 2011 年 3 月末まで、アメリカ合衆国内の国立 図書館、州立図書館、学術(大学)図書館、公共図書館、学校図書館、文書館、博物館・ 美術館、図書販売業、図書館支援サービス業、図書館学校、コンソーシアムの 26 機関が参 加して、RDA 導入可能性に関するテストを実施した。テスト調整委員会によるテスト結果 報告と
CA1767 – 動向レビュー:『RDA』:図書館をセマンティック・ウェブに適したものに / バーバラ B. ティレット RDA:ウェブの世界に乗り出す目録規則(解説) 「英米目録規則」(Anglo-American Cataloguing Rules:AACR)の第2版(AACR2)の後継規則である「資源の記述とアクセス」(Resource Description and Access:RDA)が、冊子体ではなくウェブ上での使用を前提としたツールキットの形式で2010年6月23日に刊行された(1)。RDAは、AACR2と同様に、英米圏(Anglo-American)の4か国(米国、英国、カナダ、オーストラリア)の図書館協会、米国議会図書館(Library of Congress:LC)及び英国図書館(British Library:BL)の代表者からなるRDA開発合同運営委員会(Join
DCMI/RDA Task Group Wiki This Task Group is for collaborative work to enable broader use of the Resource Description and Access (RDA), building on agreements made at a meeting held at the British Library April 30/May 1, 2007. Participants in the meeting came from DCMI and other Semantic Web groups, and the RDA development effort. The Task Group is led by Diane Hillmann (then of Cornell University,
要旨 目録作業とは単に目録を作成するだけではない。利用者のニーズに合う情報へのタイムリーなアクセスを提供することが目的である。図書館、文書館、博物館によって収集された資源を識別する仕事は、多くの目的(利用者タスク)で再利用されうる豊かなメタデータをもたらす。その仕事は、資源を記述し、個人や家族、団体、他の資源との関連を示し、それによって利用者が資源の代替物の中を検索し、必要とする情報により早くたどりつくことを可能にする。資源のライフサイクルを通して作成されたメタデータは、資源の作成者から出版者、書籍取次店、書店、資料のアグリゲーター、システム・ベンダー、図書館、その他の文化機関、これらの資源のエンドユーザーまで、多くのタイプの利用者にとって特に価値がある。新しい国際目録規則、『RDA:資源の記述とアクセス』は、デジタル環境に適した、相互に連結したメタデータを生み出し、図書館をセマンティック
Presentations on RDA Below is a listing of recent and future presentations on RDA given by members of the JSC, the RDA Outreach Group, and other people connected to the development of RDA: 2011 Occasion: Georgia Public Library Service's "Georgia Cataloging Summit" Location: Unicoi Lodge & Conference Center, Helen, GA USA Date: August 9-10, 2011 Presenters: Barbara B. Tillett and Judith A. Kuhagen
米国の議会図書館(LC)、国立医学図書館(NLM)、国立農学図書館(NAL)の3つの国立図書館等により実施されていた、目録規則RDA(Resource Description and Access)の導入テストについて、RDAテスト調整委員会による報告・勧告(Report and Recommendations)の全文が、LCのサイトに掲載されています。2011年5月9日に作成され、6月20日付けで公開されたようです。 Report and Recommendations of the U.S. RDA Test Coordinating Committee(報告書、PDF192ページ) http://www.loc.gov/bibliographic-future/rda/rdatesting-finalreport-20june2011.pdf Testing Resource Des
目録規則RDA(Resource Description and Access)のツールキットが2010年6月23日から利用可能となっています。8月末まではオープンアクセス期間となっており、6月23日時点で1,600以上の機関・個人が利用登録しているとのことです。 RDA: Resource Description & Access Toolkit http://www.rdatoolkit.org/ It’s Here! The RDA Toolkit Launches Wednesday, June 23 http://www.rdatoolkit.org/news/launch RDA Toolkit Goes Live June 23! http://www.rdatoolkit.org/goeslive 参考: 目録規則RDA、2010年6月の刊行から8月末まではオープンアクセス
2010年6月に刊行が予定されている目録規則RDA(Resource Description and Access)のToolkitのページが更新されているようです。個人利用の価格は195ドルとなること、紙版も発行予定であることなどの情報が掲載されています。また、刊行時から2010年8月末までは、オープンアクセス期間として無料で利用できるとのことです。 RDA Toolkit Solo-User Pricing, Double-User Offer, and RDA Print http://www.rdatoolkit.org/solouser Complimentary Open-Access Period http://www.rdatoolkit.org/openaccess RDA: Resource Description & Access Toolkit http://www
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