「今の時点で、ビッグデータで何が変わるのだろうと考えているとしたら、危機感を持ってほしい」。分散バッチ処理ソフトのHadoopおよびHadoopディストリビューション「Cloudera's Distribution including Apache Hadoop」を掲げ、ビッグデータを活用したシステム構築を促進するNTTデータ 基盤システム事業本部 シニアエキスパートの濱野 賢一朗氏に、ビッグデータ活用の重要性について聞いた。 これまでを振り返ってみると、企業戦略としてのビッグデータ活用が最初からあったわけではない。「大量のデータを蓄積して解析したい」という顧客からの要望が、Hadoopおよびビッグデータに取り組むきっかけだった。 2007年ごろ、テレコム系のある顧客から、大量のログを蓄積して活用することで、新たなサービスを創出したいという要望があった。その要望に応えようとしたときに、ペタ
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