印刷博物館P&Pギャラリーでは3月31日から5月27日まで、「What's電子書籍?ー新しい読書の時間がやってきた」展を開催する。 1999年に「iモード」が始動し、その後「携帯小説」が生まれ、一部の人たちにとってはモニター画面で本を読むことが身近になった。しかしそれ以前の1980年代から、コンピューターで本を読む試みは行われていた。 そして今日、さまざまなメディアで電子書籍の話題は尽きず、iPadやKindle、SONY Readerなどの名称があちこちで聞かれるほど、私たちの生活のなかに入り込んできている。 同展では、こうした電子書籍が普及していく過程を紐解くとともに、現在の電子書籍をめぐる環境、さらには近い未来の様子を想像して紹介する。 展示会場は次の3つで構成される。 ●電子書籍のある未来~生活を楽しく 本が電子化されるとそこには新しい未来が見えてくる。コンテンツを核に友