図書館で電子書籍の貸し出しが増加している。国立図書館庁(NLB)によると、2008年に貸し出された電子書籍は2,700万冊で、通常図書の2,800冊に迫る勢いだった。 書籍の電子化に伴い電子書籍の貸し出しが増加しており、NLBの電子書籍数は、電子化した各種資料の一般への貸し出しを開始した05年が13万冊で、現在は100万冊余り。 電子書籍が1万冊だった01年は、利用者は図書館の端末でなければ、ビデオドキュメンタリーを見たり、遠隔学習を受けたりができなかった。今は自宅からの利用が可能だ。 現在NLBが保有する電子化したデーターベースは160件、雑誌と漫画がそれぞれ2,000冊、電子新聞が1,400種(39言語)、オーディオブックが2万5,000冊など。 NLBに登録している利用者は200万人で、うち130万人が電子資料を利用できるデジタル口座を持っている。 電子書籍は貸し出し期日に