CSSで縦書きレイアウトをどのように追加するかについての論議がW3Cのワーキング・グループで活発になっています。これに関してTwitterでも盛り上がっています。 ・css3- text-layout(W3C)におけるウェブ縦書き議論の現場報告 そこで、日本語文書の縦書きレイアウトに関連してどのような要求があるのかを大雑把に整理してみました。 ・CSS Text Layout Module Level 3(W3C)におけるウェブ縦書き議論 縦書きは文字を上から下への方向に書き進めるのですが、それに関連して、本の綴じ方から始まって、リーダの見開き表示、ヘッダ・フッタ・脚注のレイアウト、など多様なページレイアウトが絡みます。これを整合性を保って処理できるように仕様を決める必要があります。 レイアウト指定の国際化は、XSL-FOでは一足先にほぼ解決済みの課題なのですが、CSSの国際化は著しく遅れ
1.1 このドキュメントの目的 すべての文化集団は,独自の言語,文字,書記システムを持つ.それゆえ,個々の書記システムをサイバースペースに移転することは,文化的資産の継承という意味で,情報通信技術にとって非常に重要な責務といえよう. この責務を実現するための基礎的な作業として,このドキュメントでは,日本語という書記システムにおける組版上の問題点をまとめた.具体的な解決策を提示することではなく,要望事項の説明をすることにした.それは,実装レベルの問題を考える前提条件をまず明確にすることが重要であると考えたからある. 1.2 このドキュメントの作成方法 このドキュメントの作成は,W3C Japanese Layout Task Forceが行った.このタスクフォースは,次のようなメンバーで構成され,ユーザーコミュニティーからの要望と専門家による解決策を調和させるために様々な議論を行ってきた.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く