トリムタブジャパン有限会社代表取締役。顧客戦略/新規事業のコンサルティングが本業。20年ほど前からオフィスではない場所で仕事をするスタイルを実践。その仕事術を『「どこでもオフィス」仕事術』(2010年 ダイヤモンド社)として出版。 ■自宅(在宅勤務) 最大の課題は「集中力の維持」 「在宅勤務」はいま最も注目されている働き方のひとつです。通勤地獄から解放され、電話応対などの作業中断がないため、むしろ集中できるといったメリットがうたわれています。 一方で、あまりメディアなどで紹介される機会はありませんが、ついつい眠くなってしまったり、仕事以外の誘惑に負けそうになったり、家族の干渉を断りきれなかったりと職場では起こり得ない問題にも直面します。普段、リラックスする場所だった自宅を仕事の場所にするんですから、仕方ありません。 けれど、在宅勤務でも効率を高めるための工夫の余地はあります。基本は「集中力