民間企業を中心に構成され、総務省も支援する「次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会」が縦書きレイアウトの国際標準化に向け動き出している。 民間企業を中心に構成され、総務省も支援する「次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会」が、縦書きレイアウトの国際標準化に向け活動中と産経新聞などが伝えている。 縦書きなど日本特有の要件は、電子書籍の世界ではEPUB 3の策定時にも注目を集めた。ともすれば日本固有なものとしてとらえられがちなこれらの要件が世界標準のフォーマットに入るかどうかが日本のコンテンツの国際競争力を考える上で外せないものだったからだ。そして、EPUB 3ではこれらの日本語組版関連がかなり盛り込まれた。この辺りの経緯はそれに尽力した村田真氏の「縦書き実現へと向かうEPUBと標準規格の魅力」が詳しい。 今回の話題は、電子書籍に閉じず、Web技術、正確にはCS
次世代のインターネット閲覧ソフト(ブラウザー)に適用される縦書きレイアウトの国際標準化に向け、総務省が民間企業と検討を進めていることが10日、分かった。今月末にブラウザー開発業者などと検討会を開き、問題点を議論。年内にインターネット技術の国際標準化団体での最終草案作りと、ブラウザーへの実装を目指す。 縦書きレイアウトは日本を中心にモンゴルや台湾、中国、韓国などでも使われており、台湾や韓国とは標準化に向けて協力していくことで合意している。国内では次世代ブラウザーだけでなく、デジタルサイネージ(電子看板)、電子書籍などに適用される。漫画などの日本文化を世界に伝えやすくなるほか、「災害時に、より見やすい形で電子媒体で情報を伝えられる」(総務省担当者)という。 これまで横書きから縦書きに変換した場合に意味が変わる矢印などの記号の扱いや、文字間の調整など細かな仕組み作りなどを議論。すでにある程度まで
【2012.6.21】 「EPUB3.0日本語組版要望表」について 当協会では、EPUB3に対する調査を目的に、昨年暮にワーキンググループ(EPUBビューア検証チーム)を立ち上げました。このチームの活動の過程で、EPUB3には日本語の組版表現上足りていない点があることや、コンテンツの見え方を決定するビューア側の仕様によっても意図どおりに表示できない等の可能性があることが判ってまいりました。 こうした状況を受け、当協会では会員社に対し、「EPUBビューア組版項目の優先順位」に関するアンケートを実施、EPUBビューア上で出版社が必要とする日本語組版の要素項目を詳しく調査することといたしました。 このたび、この集計結果を「EPUB3.0日本語組版要望表」としてまとめ、より汎用性の高いEPUB3を普及することを目的に公表いたします。要望表の設問項目中に用いられている組版項目の内容や実例を説
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