Java開発を行っているとOutOfMemoryErrorが発生し、ヒープサイズの拡張が必要になることが少なくありません。 本記事では、Javaのヒープサイズについての基礎知識から実際の設定方法についてご紹介していきます。 Javaでは、プログラム実行時に生成されるオブジェクトのためのメモリ領域を「ヒープ領域」と呼び、その領域の大きさを「ヒープサイズ」と呼んでいます。 ヒープ領域の概要 JavaはJava Virtual Machine(JVM)と呼ばれる仮想マシン上で実行されますが、JVM上でプログラムが利用するメモリ領域として割り当てたものをヒープ領域と呼んでいます。 ヒープ領域は「New」と「Old」に分けられ、新たに作成されたオブジェクトや短期間だけ確保されるオブジェクト領域が「New」、寿命の長いオブジェクトが「Old」に該当します。 ヒープサイズの概要 ヒープサイズというのは、