CSSで変数を利用可能に。W3Cが「CSS Variables Module Level 1」ドラフトを公開 CSSはこれまで変数が使えなかったため、例えばページ内の複数箇所を同じ色で揃えようとしたときには、同じカラーコードをCSSの複数箇所に書き込む必要があり、色に変更があるたびにすべての箇所を確実に修正しなければなりませんでした。 CSS Variables Module Level 1は、CSSに変数を持ち込むことによって、変数の値を買い換えるだけで複数箇所のカラーコードが自動的に書き換わる、といったことを可能にします。 色のコードを簡単に使いまわせる 変数を記述するときには「data-変数名」と記述します。例えば変数名が「var」のときには、CSSファイル内で「data-var」と記述します。接頭辞が「data-」なのは、HTML5の「Custom Data Attribute」と
W3C Working Draft 1 September 2011 This version: http://www.w3.org/TR/2011/WD-css3-writing-modes-20110901/ Latest version: http://www.w3.org/TR/css3-writing-modes/ Latest editor's draft: http://dev.w3.org/csswg/css3-writing-modes/ Previous version: http://www.w3.org/TR/2011/WD-css3-writing-modes-20110531/ Editors: Elika J. Etemad (Mozilla) Koji Ishii (Invited Expert) Shinyu Murakami (Antenna House
W3Cは、6月7日(現地時間)、Cascading Style Sheets (CSS)の新しいレベルがW3C勧告になったことを発表しました。CSS3ではなく、CSS2.1です。 ○ニュースリリース(英文) Cascading Style Sheets Standard Boasts Unprecedented Interoperability え!いまさらCSS2.1という感想をもたれる方も多いと思います。CSS2.0が1998年5月に勧告になってから、すでに13年を経過していますので、確かに、その通りです。この間、W3CのCSSワーキング・グループは、CSS3の開発を進めると同時に、CSS2.0の仕様の大幅な見直しを行なってきました。CSS2.1では、CSS2.0で実際に使われなかったプロパティの削除や、既に広く実装されている機能の追加などが行なわれています。 CSS誕生から今年が15
CSS WGより、CSS 2.1の勧告案が公開されました。 CSS 2.1 Specification (W3C Proposed Recommendation 12 April 2011) [CSS21] CSS 2.1 is a "Proposed Recommendation" 勧告案 (Proposed Recommendation) とは、勧告になる一つ手前の段階です。勧告案に進むためには、公開された仕様の各機能に対し最低ふたつの実装を持つという要件が課せられています。先月行われたCSS WGのFace to Faceミーティングでは、最終的な仕様の調整が行われ、要件を満たしCSS 2.1を勧告案に進める決定がされていました。 さて、勧告案が勧告に進むには、W3CのAdvisory Committeeという委員会からの賛同を必要とします。これにはそこまで時間がかかるわけではありま
CSS Writing Modes Level 3 W3C Recommendation, 10 December 2019 This version: https://www.w3.org/TR/2019/REC-css-writing-modes-3-20191210/ Latest published version: https://www.w3.org/TR/css-writing-modes-3/ Editor's Draft: https://drafts.csswg.org/css-writing-modes-3/ Previous Versions: https://www.w3.org/TR/2019/PR-css-writing-modes-3-20191024/ https://www.w3.org/TR/2019/CR-css-writing-modes-3-20
CSS specifications This page contains a list of all completed specifications and drafts by the CSS WG (formerly ‘CSS & FP WG’). If you want to follow the development of CSS, this is the place to start. You have ideas? Contributions? See ‘If you want to help’ on this page. A specification is not a manual. There is no excuse for badly written drafts and please complain if you find one. But specs
W3C TPAC 2010 で CSS3 Writing Modes は… 今月初め、フランスのリオンでのW3C総会 TPAC 2010 のCSS WG会議で、CSS3 Writing Modes仕様について集中して審議されました。 結果は、石井宏治さん(@kojiishi)がツイッターで報告: 縦書きは順調。論理方向は一歩前進したけど及ばず、でも、継続審議にはなった。EPUB3の最低限ゴールからすれば、合格。でも個人的にはちょっと残念。状況からすれば仕方ないか、論理方向を支持する声は国内でも多くはないし。でも蓋を開けると文句噴出かなぁ、という気はします。難しい。 [3 Nov @kojiishi] このとき議論されたこの時点でのCSS3 Writing Modes仕様(11月2日版)は次のものです: CSS Writing Modes Module Level 3 Editor's Dr
8月末にオスロで行われたCSS WG F2Fでは、いくつかのCSS3モジュールや関連文書について進展がありました。 Minutes and Resolutions Oslo F2F Tuesday 2010-08-24 Minutes and Resolutions Oslo F2F Wednesday 2010-08-25 Snapshot 2010 CSSスナップショットはCSS WGが考える「仕様として安定したもの」をまとめる文書ですが、2007年時点の情報とかなり古いものになっていました。今回のF2Fでは、Media Queriesを追加した2010年時点のスナップショットへの更新が決まったようです。 Backgrounds & Bordersも安定していますが、テストケースがないことなどから次のスナップショットに持ち越される可能性が高いようです。 Backgrounds & Bo
Abstract This document describes the requirements for Indian Languages layout to be realized with CSS technology. The document is mainly based on inputs for eight Indian Languages layout requirements for Hindi, Bengali, Kannada, Guajarati, Marathi, Tamil, Malayalam and Telugu. However we need to consider the requirements for other Indian Languages also. Table of Contents 1 Introduction 1.1 Purpose
先月のCSS WGのF2Fでは、CSS3やそれ以降の話についても議論が進んでいます。今回は来期のCSS WGの活動についてと、スマートフォン向けサイトで利用されている"viewport"の標準化について紹介したいと思います。 Minutes and Resolutions Oslo F2F Monday 2010-08-23 CSS3時代のCSS WG 現在のCSS WGは2010年11月末で活動期限を迎えます。過去2回「次期のCSS WG」について取り上げていますが、今回のF2Fでも、次期の活動計画に関してディスカッションが行われています。 CSS 2.1が勧告案に進めば、CSSスナップショットで定義される仕様がほぼ一斉に勧告に進むことができるため、それ以外のCSS3モジュールや、CSS4の策定が次期CSS WGの活動になります。 現時点で、High Priorityとされている仕様は次
CSS メディアクエリー 画面サイズなど、媒体の持つ特徴を利用し、スタイルシートを適用するための仕組みを提供します。 原文: “Media Queries” (W3C Recommendation 19 June 2012) セレクタ Level 3 :nth-child()や:not()など、新しいセレクタを定義するモジュールです。 原文: “Selectors Level 3” (W3C Recommendation 29 September 2011) CSS 名前空間モジュール CSSで名前空間を扱う@namespace規則を定義しています。 原文: “CSS Namespaces Module” (W3C Recommendation 29 September 2011) CSS カラーモジュール Level 3 opacityやrgba()など、色に関する値やプロパティを定義す
CSSで縦書きレイアウトをどのように追加するかについての論議がW3Cのワーキング・グループで活発になっています。これに関してTwitterでも盛り上がっています。 ・css3- text-layout(W3C)におけるウェブ縦書き議論の現場報告 そこで、日本語文書の縦書きレイアウトに関連してどのような要求があるのかを大雑把に整理してみました。 ・CSS Text Layout Module Level 3(W3C)におけるウェブ縦書き議論 縦書きは文字を上から下への方向に書き進めるのですが、それに関連して、本の綴じ方から始まって、リーダの見開き表示、ヘッダ・フッタ・脚注のレイアウト、など多様なページレイアウトが絡みます。これを整合性を保って処理できるように仕様を決める必要があります。 レイアウト指定の国際化は、XSL-FOでは一足先にほぼ解決済みの課題なのですが、CSSの国際化は著しく遅れ
CSS Text Layout Module Level 3(W3C)における ウェブ縦書き議論 最終更新日: 2010/06/06 アンテナハウス株式会社 趣旨 CSS Text Layout Module Level 3(W3C)に縦書き仕様をどのように盛り込むかについて活発な議論が行われている。これについて現時点(2010年6月6日)での議論と対策を整理しておく。 スコープ CSS3は、現在策定中の仕様であり、完成は数年先になるであろう。そして、少なくともその先10年から20年程度はその影響は有効であろう。そうなると電子的なコンテンツから紙の書籍を実現する手段であるPDFを通じて紙の書籍に影響を与えるし、さらに将来どういう形になるかは分からない電子書籍に影響を与えることになる。そこで、ここでは検討の範囲を、Webページに限らず、書籍等まで広げて考える。 現状 従来、Webブラウザは縦
1.1 このドキュメントの目的 すべての文化集団は,独自の言語,文字,書記システムを持つ.それゆえ,個々の書記システムをサイバースペースに移転することは,文化的資産の継承という意味で,情報通信技術にとって非常に重要な責務といえよう. この責務を実現するための基礎的な作業として,このドキュメントでは,日本語という書記システムにおける組版上の問題点をまとめた.具体的な解決策を提示することではなく,要望事項の説明をすることにした.それは,実装レベルの問題を考える前提条件をまず明確にすることが重要であると考えたからある. 1.2 このドキュメントの作成方法 このドキュメントの作成は,W3C Japanese Layout Task Forceが行った.このタスクフォースは,次のようなメンバーで構成され,ユーザーコミュニティーからの要望と専門家による解決策を調和させるために様々な議論を行ってきた.
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