フランス国立図書館は4月12日(現地時間)、同館が運営する電子図書館サイト「Gallica」向けに今後3年間、1年当たり7万冊ペースで書籍のOCRスキャンを行なうことを発表した。 対象となるのは、同館および提携図書館の所蔵書籍。実際のOCRスキャン作業は仏ドキュメント電子化大手仏Safigや米BancTecの現地法人などが行う。OCR化された作品の一部はEPUB電子書籍にも変換されるという。 関連記事 仏Hachette Livre、Googleと絶版書の電子書籍化スキャンについて5年契約を締結へ 20世紀の絶版書を公費でスキャンするプロジェクトを計画中の仏国で、最大手の出版社がGoogleとの書籍スキャン契約について詳細を明らかにした。 大日本印刷、電子図書館の構築支援に本腰 大日本印刷とその子会社であるCHIグループは、全国の図書館向けに包括的な電子図書館サービスを提供することを明らか