「り」「マ?」「マジ卍(マンジ)」――。何のことかご存じだろうか。2017年ごろに女子高生や女子大生のSNS投稿で流行した言葉だ。「り」は「了解」を、「マ?」は「マジで?」を意味する。「マジ卍」は感情の高ぶりを表す言葉で意味はない。大人には理解不能で話題を呼んだ。 「り」と「マ?」は今も使われているが、「マジ卍」は死語となった。SNSで見かける機会はほとんどなくなっている。 いつの時代も若者言葉はあっという間に流行し、瞬く間に廃れる。昭和に流行した「ナウい」「花金」「マブダチ」といった言葉もそうだっただろう。今と昔の違いは、SNSが流行に大きく影響することだ。 2019年6月から7月にかけて、マイナビと若者向けマーケティング企業のAMFがそれぞれ2019年上半期の若者流行語ランキング調査を発表した。過去のデータも振り返りつつ、流行語から若者SNS文化のトレンドを分析しよう。なお今回は流行し