アップルは2011年7月20日、Macintosh向けの最新OS「OS X Lion」(以下、Lion)を発売した。同社のiPhoneやiPadのOSである「iOS」の使い勝手を取り込み、より直感的で自然な操作を実現している。iPhoneとiPadは、誰でも簡単に使えて、難しい操作が不要なのが魅力だ。その使いやすさをコンピューターのMacでも再現した。 Mac向けのアプリ配信ストア「Mac App Store」でダウンロード販売する。価格は2600円。高速な通信環境のない人は、近くのApple直営店でダウンロードできる。8月後半には、Lionの入ったUSBディスクをApple Storeで販売する予定だ。価格は6100円の見込み。 日本を含む、世界123カ国で提供が始まったLionの注目の新機能を見ていこう。 マルチタッチジェスチャーでアプリを直接操作 Lionを使い始めて、まず感じたのが
オリンパスイメージングが発売した高性能デジタル一眼レフ「E-5」。一見すると地味な印象のカメラだが、ユーザーの予想を覆す性能を秘めていることが話題になっている(画像クリックで拡大) オリンパスイメージングが2010年10月29日に発売したデジタル一眼レフカメラ「E-5」が話題になっている。2007年11月に登場した旧モデル「E-3」の後継となるフォーサーズ規格のデジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機で、実に2年ぶりのモデルチェンジとなった。 価格.comの口コミ掲示板を見ると、いち早くE-5を購入したユーザーが「ものすごい描写性能に驚いた」「高かったが購入してよかった」と評価する口コミ情報が大半を占めている。ユーザーレビューによる満足度も4.90(評価者は38名)と、満点の5点に限りなく近い高評価を獲得しているほどだ。 だが、E-5の実力が明らかになる発売前の段階においては、否定的な口コ
前回は、大人たちが近ごろの若者について見えにくくなってしまった、1つ目の理由である、「若者の人間関係の劇的な変化」について説明しました。 今回は、この若者たちの人間関係の変化が、彼らの消費に及ぼしている影響を取り上げます。 先日、私の若者調査を手伝ってくれている早稲田大学の2人の男子学生を連れ、群馬県に行きました。東京の若者と群馬の若者を比較するために、東京の若者を連れ、街頭で声かけ調査を行ったのです。群馬で若者が集まる場所と言えば、まずは高崎駅。駅周辺を中心に声かけ調査を行い、10~20代の若者数人から話を聞きました。 この高崎の調査ではたくさんの面白いエピソードや発見がありました。その詳細については次の機会に譲りますが、今回は彼らと飲んだ夜のエピソードを紹介したいと思います。 日本酒2杯で、酒に“かなり”強い大学生男子がたちまち酩酊 初日の夜、私と早稲田大学の男子学生2人は、調査も兼ね
KindleやiPadに端を発した、デジタル・コンテンツの配信プラットフォーム競争が日本でも熱を帯びてきた。7月1日にソニー、KDDI、凸版印刷、そして朝日新聞が共同で電子書籍の配信事業会社を設立。同20日にはシャープがタブレット端末の試作機をお披露目すると共に、出版業界の賛同を経て電子書籍を配信する計画を発表した。両陣営とも、いずれは動画やゲームなど、コンテンツ全般の配信プラットフォームへと発展させる方針だ。それ以前からソフトバンクの「ビューン」や電通の「Magastore」など、コンテンツの配信プラットフォームは乱立の様相を呈している。 中でもシャープの取り組みは野心的だ。単に端末を提供するだけでなく、動画や音声などマルチメディア対応の「次世代XMDF」という同社独自の規格(フォーマット)を提案。この規格に基づく、電子書籍のオーサリングや配信のシステムを新聞社や出版社に提供する。さらに
山寨機は貧乏人の味方? 当連載でもたびたび紹介しているノンブランドケータイ「山寨機(中国語の発音でシャンジャイジ。厳密には山寨機のケータイという意味の山寨手机)」。製造しているのは小さな工場がほとんどで、「訴えられそうなら閉めればいいし、捕まりそうなら夜逃げできるし」とばかりに、キャラクターや企業ロゴや外観そのものを模倣した激安ケータイを市場に送り出している。そうした製品は、情報強者である都市部の若者には「安っぽい。ダサイ」と不人気だが、経済的な理由でケータイを買えなかった人々には大好評。筆者が初めて山寨機を紹介してから1年半はたっているにもかかわらず、まだまだ売れ続けている。
電子ブックリーダーが目立ってきたぞ アマゾンのキンドル(Kindle)でにわかに世界のガジェット好きに話題になってきた電子ブックリーダー。mp3プレーヤーが韓国から出てから、中国のメーカーも次々に追随したように、電子ブックリーダーも中国の各メーカーから登場している。 表示には、Kindleも採用する電子インクを使うものとモノクロ液晶を採用するものに分けられ、値段は前者は1480元から、後者は270元からとなっている。1480元というと、米ドル換算で約220ドル、日本円換算で約2万円であり、初代KindleがAmazon.com(米国)で199ドルで売られていることを考えると、中国の製品のほうがより安い、というわけではない。 製品比較サイトからは様々なメーカーから電子ブックリーダーが出ているのがわかる。その中でも中国メーカーの製品に注目が集まっているようだ(画像クリックで拡大) 中国にもAm
日経ホームビルダーは、コラム「突撃!ゲンバ検証隊」で、LED電球と白熱電球、蛍光ランプの比較実験を行った。第1回は目視での光の見え方の違いを検証する。 「設計中の住宅で、LED電球を使おうと思ってる」。建築設計者3人と日経ホームビルダーの編集部員からなる「GENBA検証隊」メンバーが集まった企画会議の席で、隊長の大塚正彦氏(正屋デザインシステマ代表)のなにげない一言に隊員たちは食い付いた。 「電球タイプが出揃い始めてきたね」「寿命が長くて交換の手間が減るというけど、省エネ以外のメリットは…」「交換しにくい高所の照明で使うと便利とか?」「お年寄りとか、そもそも交換が大変という住まい手には良いかも」と話に花が咲く。 話題はさらに広がった。「白熱電球や蛍光ランプなどと比べて、光の雰囲気とかは違うの?」「照明計画で特別な注意点はあるのかな…」。まずは、LED電球と白熱電球や蛍光ランプの光の見え方を
前回の記事「デジタル一眼用の中古交換レンズ、購入時の注意点は?」では、中古レンズ購入の際の注意点やチェックすべきポイントを解説した。 今回は、性能の高さで注目が集まるデジタル一眼レフカメラの中級モデルの中古品価格や在庫量、価格が大きく下がる買い時などをチェックしていきたい。全国有数の中古カメラ激戦区である新宿駅西口の人気カメラ店の担当者に話を聞いた。 中古品ならば、入門機並みの価格で中級モデルが買える! 新宿西口に店舗を構えるじゃんぱら新宿店の梛野 真氏によると、「エントリー機からの買い換えでキヤノンの『EOS 40D』やニコンの『D80』などの中級モデルがよく売れている」という。 中級モデルの撮像素子は1000万~1200万画素前後で、画素数だけを比べれば最新のエントリー機と変わらない。だが、連写できる速度や枚数、オートフォーカス性能、操作性などで大きな差がある。こだわった写真を撮りたい
名もなき工場から出荷したノンブランドで怪しげな製品を、中国では「山寨機」と呼ぶ。中国で山寨機といえば去年、携帯電話などが大ブレイク! 当連載でもiPhoneもどきの「ciphone」や「sciphone」、Wiiもどきの「威力棒Vii」などの山寨機を紹介した。 一方、ハードウエアだけでなく、WEBサイトもまた多数の山寨サイトが登場している。その中でも強烈な印象を残す検索サイトを紹介しよう。 「百度」にそっくりなサイト、その名も「千度」? 中国で最も人気のある検索サイトは、日本語版もリリースされた「百度(バイドゥ)」だ。人気の製品・サービスがあれば、それにしかられるまであやかっちゃおうというのが山寨製品仕掛け人のスピリッツというもの。期待したとおり(?)、百度にあやかった「千度(Qiandu)」という検索サイトが登場した。現在でこそ千度のロゴにオリジナリティはあるが、以前は“もどき度”がさら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く