満足度★★★ 付箋数:22 伊藤 アベノミクスの三本の矢の、一番目の矢(大胆な金融政策) と2番目の矢(機動的な財政政策)は、もう放たれました。 (中略)そこで、いま注目が集まっているのが、 第三の矢である「民間投資を喚起する成長戦略」です。 この第三の矢は、誤解している人が多いようなので、 ちょっと質問してみましょう。 第三の矢は、成長戦略だと思っている人、どれくらいいますか。 受講生 はい。成長戦略という名前がついているのですから。 伊藤 実は、これは×なのです。 罰ゲームはありませんから安心してください。 本書は、安倍政権の経済財政諮問会議民間議員を務める、 東京大学大学院経済学研究科教授の伊藤元重さんが、 行った講義をまとめたもの。 2014年10月から11月にかけて慶應丸の内シティキャンパスで、 少人数のビジネスパーソン向けに行われた講義です。 これからのビジネスでは、目先の仕事
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