Appleは、1月末に開催予定のイベントで、自主出版サービスを立ち上げる考えのようだ。レベニューシェアの仕組みをどのようにするつもりなのかなどが注目される。 Appleは今月末、ニューヨークで特別なイベントの開催を予定しており、恐らく自社のiBooksと出版プラットフォーム向け新プラグラムをローンチする。このイベントに近い情報筋によると、同社はコンテンツをiBookstoreに集積するための新電子出版プラットフォームを立ち上げようとしているという。これは同社がAmazon(DTP)やBarnes & Noble(Pubit)と競争する上で大きな前進になる。 現在、インディー作家が自分の作品をApple iBookstoreにリストしたければ、その限られた方法の1つは、米国の自主出版サービスであるSmashwordsのような第三者を経由することだ。Smashwordsは著作にフリーのISBN
「あれ? アプリの値段が全部下がっている……。システム障害?」 7月14日の朝9時過ぎにApp Storeをのぞいたユーザーはさぞかし驚いたに違いない。App Store上の書籍やアプリを購入しようとクリックしたところ、要求された金額が表示価格より大幅に安かったからだ。驚いたのはユーザーだけではない。出店者側にとってもまったくの寝耳に水。値下げしたつもりのない自社の商品が、アップル社から何の連絡もないままに、値下げして売られていたのである。一体なぜこんなことになったのか。 ことの顛末を知る前に、まずはApp Storeで商品を売る際の価格設定ルールを知っておく必要があるだろう。App Storeでアプリや書籍を売る場合、実は販売価格は売り主が自由に決めることはできない。アップル側があらかじめ決めた価格帯からしか選択できないのだ。 例えば、7月14日午前9時以前までのApp Storeにおけ
2011年07月14日 電子出版「緊急報告」 ――アップルが寝耳に水「アプリ強制価格変更」で世界中「大混乱」 Tweet 私の本業がらみだが。 アップルが電子出版の世界で毎度毎度「ご無体な仕打ち」を実施してそのたびに大混乱になっていることは、ここでも報告してきた。とうとう公取が入った件とかも。 したら、また始まったというか(溜息)。 もうネット媒体では報道されていることだが、App Storeの有料アプリの価格が全体的に値下げになった。たとえば115円のアプリが85円とか。 なんでこんな事態になったかとか、なんでこれが大問題かというの、素人の方は理解が難しいだろうから解説しておこう。 アップルは、明示的に告知しないので真相は闇の中だが、おそらく米ドルベースでアプリの価格を統制してきた。 以前も書いたが、App Storeでは、売り手は価格を自由に決められない。たとえば日本円だと、115円、
アップルジャパンの求人情報が話題を集めている。ネット上ではスキルへの要求が「ハードルが高いのでは」との声も出たが、専門家は「このクラスならふつう」だと指摘する。 話題となっているのは、アップルジャパンのwebサイト内にある採用情報のうち、「iBooks Manager」の募集要項だ。iPad/iPhone向け電子書籍リーダー「iBooks」に関わる仕事。職務内容はすべて英語で書かれている。 望まれる「マルチ能力」 iBooks Managerは、主として日本における書籍ビジネスの構築を担う。コンテンツ戦略のほかには、社員とのコミュニケーション力やリーダーシップも求められる。優れたプロジェクトの管理力や調整能力はもとより、国内、海外の出版業界の動向への理解も必須だ。日本での業務が基本だが、米国の本社に出張することもある。 求めるスキル、教育、経験の欄には、BA(=Bachelor of Ar
管理人:Taisyo 海外の情報&噂サイトで報じられている Microsoft (Windows) や Apple (MacやiOSデバイス) の最新情報を翻訳(ミスも多いですが…)してUPしています。 当サイトのメインページや個別記事へのリンク、コメント、トラックバックは自由に行って下さい。 ご連絡の必要はございません。 ある程度確認はしていますが、InternetExplorerでは一部正しく表示されない部分があり、推薦はSafariとなっています。 ニュース:総合(982) ニュース:携帯電話(346) 気になるニュース(488) ニュース:ブラウザ(204) ミニノート関連(Eee PCなど)(260) Microsoft:総合(789) Microsoft:各種アップデータ(98) Windows Vista:ニュース(512) Windows Vista:レビュー(27) Wi
Appleが出版社各社に、iPad用の無料電子雑誌の配布差し止めを求めているというニュースを、ここ2~3日よく目にする。それでちょっと読んでみたら、単なる無料コンテンツということじゃないようだ。 出版社の中には、紙の雑誌や新聞の有料購読者向けに、同じコンテンツの電子版を無料で提供するというサービスをやっているところが多いそうだ。日本の話じゃなくて、主として欧米の出版社の話だ。つまり紙バージョンを買ったお客さんは、希望すれば自分の端末用に同じコンテンツの電子版をダウンロードして電子書籍端末等で楽しめるという仕掛けだ。その一環で、各社iPad用の無料コンテンツも提供しているわけだが、Appleはそれをやめろと言っているわけだ。 Apple to nix free iPad editions for print subscribers? | The Digital Reader" Appleにし
iBooksのカテゴリ分けには、BISAC(The Book Industry Standards Advisory Committee)が使われています。(マニュアルp18参照) これはAppleの独自分類ではなく、BISGという米国のNPO団体が定めた分類です。(Book Industry Study Group)大分類はコミック以外にも全部で51の分類があります。 「BIBLES」「STUDY AIDS」「TRUE CRIME」など、日本ではなじみの薄い項目もあります。 ANTIQUES & COLLECTIBLES ARCHITECTURE ART BIBLES BIOGRAPHY & AUTOBIOGRAPHY BODY, MIND & SPIRIT BUSINESS & ECONOMICS COMICS & GRAPHIC NOVELS COMPUTERS COOKING CR
「HTML5を先取り」するApple 最初に確認しておきますが、IDPFが定めるEPUBはあくまで“規格”です。規格に基づいた実際の開発工程(実装)は、ソフトベンダーやオープンソースプロジェクトが担うため、規格と実装の間には往々にして食い違いが生じます。特に「XHTML+CSS」というウェブ標準に近い表示機構を要求されるEPUBビューアの場合、すでにあるHTMLレンダリングエンジンを活用することはむしろ自然で、EPUBで規定されていない機能が搭載されていても不思議はありません。 その実例が、AppleがiOS 4搭載機およびiPad向けに提供している電子書籍ビューア「iBooks」です。すでにブログなどを通じて報告されていますが、iBooksでは「ビデオ埋め込みのEPUB」を表示できます。その方法とは、HTML5のvideoタグを利用するというシンプルなもので、HTML5のサポートが進んで
前の記事 暗視が可能になる薄膜技術:携帯等に応用可能 米国の「全世界即時攻撃」計画と、「核戦争の危険性」 次の記事 強力な出版社としてのAppleと、「検閲」の懸念 2010年4月30日 メディア コメント: トラックバック (0) フィードメディア Brian X. Chen 米Apple社のアプリケーション・ストア(『App Store』)は開始されてから約2年になるが、Apple社はアプリ内でどのようなコンテンツが許可される(許可されない)かについての明確なガイドラインを、まだ公表しているとはいえない。iPadが将来の出版のプラットフォームになると目するメディアや出版各社にとって、このことは大きな問題になる。読者にとってもだ。 App Storeにおいて、どこまで編集の自由を保持できるのか、われわれメディアにはわからない。Apple社の現行の方針が不透明なので、同社は正しいことを行な
Googleは先日、タブレット向けに作られた、2窓の新しいGmailインターフェイスを発表しました。iPad(皆さん、買うのでしょうか?)のような雰囲気となっていて、大きい画面バージョンのGmailといった具合です。デスクトップでも使いたい!という方のために、今回はその方法をご紹介します。 今回のタブレット向けGmailを、通常使用のPCに対応させる方法は非常にカンタンです。過去にも紹介したことのある、ユーザーエージェントトリックを使用します。 全てのブラウザには、サーバーにリクエストしたページを送信する「ユーザーエージェント」があります。ユーザーエージェントはブラウザによって、カスタマイズされたレイアウトをサーバーに返させることができます。今回のGmailの場合、iPadのユーザーエージェントを探し、タブレット向けのインターフェイスを返させているというわけです。よって、タブレット以外でタ
前の記事 ピコプロジェクター内蔵『MacBook』:Apple社が特許申請 「非社会的なカメ」もお互いから学ぶ:研究結果(動画) 次の記事 iPadを買わずにブラウザーで体験 2010年4月 6日 IT コメント: トラックバック (0) フィードIT Michael Calore いつも見ているサイトが『iPad』の上ではどんなふうに見えるか知りたいという人は、ウェブベースのエミュレーター『iPad Peek』を試してみよう。 黒い枠の上の部分をタップすると、垂直方向モードの画面と水平方向モードの画面に切り替わる。バーチャルキーボードも、ちょっと試してみることができる[URLを入れるアドレスバーの冒頭をクリックするとバーチャルキーボードが出てくるが、実際には機能しない]。 ただし、タッチによるスクロールはできない。また、Flashの動画やオブジェクトは表示されてしまうので、本物のiPad
正直、iPadにeブックリーダーとしての機能はそんな期待してなかったんですが、使ってみたら意外と良かったです。まあ、ストアはなんとかして欲しいけどね。 1. どんな単語も意味がわかる! 単語はコピペの要領でクリックして長押しすると、そこからブックマーク、検索、辞書が使えます。この辞書が便利で、「Dictionary」をクリックするだけで、ポップアップにボキャブラリが出てくるんです。早くて簡単。いやあ、完璧です! 2. 購入前に中が見れるプレビュー機能 Appleストアにある本は「Get Sample」をクリックすると、最初の大体8ページが見れます。残念ながら、著作権の記述とかタイトルでだいぶ食われてしまうので、そんな本文は見れませんけど、少なくとも目次は見れますよ。アップル、本の中盤から何ページか入れてもらうオプションも用意してくれないかな。そしたらプレビューシステムとして文句なしなのに。
出版社とAmazonがKindle向け電子書籍の価格をめぐって争ったのに続いて、Appleの電子書籍ストア「iBookstore」の価格体系とされるものの写真が出回った。このスクリーンショットはApple関連情報ブログApp Adviceが掲載したもので、現在のベストセラー小説4作が1作9.99ドルの価格で表示されている。同ブログの執筆者アレクサンダー・ボーン氏は、先週iBookstoreの「NDA(守秘義務契約)の拘束があまりきつくないプレビュー」に参加する機会があったとしている。「現時点では、New York Timesのベストセラーセレクション32作のうち、トップ10を含めた27作が9.99ドルになっている」と同氏は述べている。「残る5作は、最も高いものでも12.99ドルだ」 iPad発売が近づくにつれ、Appleの電子書籍の価格体系についての憶測も高まっている。App Advice
Apple iPad いまだ価格や販売形態などの詳細が公式発表されていないAppleの電子ブック販売サービス「iBookstore」だが、以前にも報じたように、9.99ドルというKindleと同じ書籍単価だけでなく、12.99ドルと14.99ドルという複数のオプションが用意されることが半ば公認されている。Appleの同市場参入を契機に一気に攻勢を強めた米Macmillanら大手出版社のプレッシャーに耐えきれず、価格引き上げに同意せざるを得なかった米Amazon.comの決定が、この事実を裏付けている。だが米New York Timesの報道によれば、12.99〜14.99ドル台が中心になるとみられていたiBookstoreにおける新刊書籍の価格帯は、より安いものとなる可能性が高いという。 これはNYTが関係者3人から得たコメントを基に報じているもので、それによればiBookstoreで販売
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