EPUB 3フォーマットの電子書籍を読もうとしたら、電子書籍リーダーごとに表示できる機能も見かけもばらばら、といったことにならないように、EPUB 3対応電子書籍リーダーのリファレンス実装(=見本となる実装)をオープンソースで開発するプロジェクト「Readium」が公開されました。 日本からはACCESS、イースト、ボイジャー、楽天/KOBOなどが参加しており、海外のベンダではアドビ、グーグル、ソニー、サムスン、バーンズ&ノーブル、オライリーなどが参加しています(アマゾンの名前がありませんが、アマゾンが標準化団体やプロジェクトに参加しないのはいつものことです)。 EPUB 3はIDPF(International Digital Publishing Forum、国際電子出版フォーラム)が策定した電子書籍フォーマットの国際標準。ReadiumはIDPFのプロジェクトとは独立していますが、I
電子書籍の規格EPUBの新しいバージョンとなるEPUB3について、仕様の策定・管理を行っているInternational Digital Publishing Forum(IDPF)が、最終仕様となる「勧告」(Recommended Specification)を2011年10月11日付けで発表しました。EPUB3は、2011年2月にパブリックドラフトが、5月に勧告案(Proposed Recommendation)が公開されていました。 EPUB 3 Becomes Final IDPF Specification(IDPF 2011/10/10付けの情報) http://idpf.org/epub3-a-final-recommendation EPUB 3 http://idpf.org/epub/30 参考: E1150 – 電子書籍フォーマットEPUB3のパブリックドラフトが公開
電書ちゃん: お久しぶりね。半年以上の放置プレイに耐え忍んでいるみんなの健気な電書ちゃんよ。 電書ちゃん: ろすちゃんはいません。「締切」とか「納期」とかに怯えながらどこかに雲隠れしてるらしいわ。仕事のできない男ってカッコ悪いわね。 電書ちゃん: あんな出来損ないのことは放っといて、本題なんだけど10/11に EPUB 3.0 が勧告仕様(Recommended Specification)として確定したみたいよ。 IDPF会員による投票では反対ゼロだったんですって。ひとまずめでたしめでたしってとこかしら。ワーキンググループの皆さんお疲れ様♡ 301 Moved Permanently Charterの作成から一年半の道のりだったわね。 電書ちゃん: こんな記念すべき日に顔を見せないなんて、ろすちゃんってつくづくダメな男。 電書ちゃん: え、いつからEPUB3.0の日本語本が読めるようにな
電子出版業界の国際的組織であるIDPF(International Digital Publishing Forum)が、2011年2月15日に、電子書籍の規格EPUBの新バージョンとなる“EPUB 3”の仕様のパブリックドラフトを公開しています。このドラフトに対し開発メンバーや一般からのコメントを募集し、2011年の中ごろに最終仕様が公開される予定とのことです。 EPUB 3 Specification Public Draft Released(2011/2/15付けIDPFのプレスリリース) http://idpf.org/news/epub-3-specification-public-draft-released EPUB 3(IDPFのサイトの情報) http://idpf.org/epub/30 epub-revision(ワーキンググループのプロジェクトページ) http:
EPUB日本語対応を求めて圧力をかける、陳情するような話をいまだによく見る。 もう、そんな話はとっくの間に終わっている。いまは、すでに大車輪で作業して いる。 EPUB 3.0を制定中のIDPF EPUB WGには、Enhanced Global Language Support sub-group がある。コーディネータは私であり、日本人、台湾人、韓国人、アメリカ人が参加 している。すでに札幌会議を開催し、まもなく台湾会議も開催される(中国本土、香港 からの参加者もあるはず)。 EGLSからの要求仕様は、すでに確定している。現在は、どのような機構を用意するかに 議論はすでに移っている。 縦書きについては、精鋭数人に任せている。もう、これ以上はないというぐらい のベストメンバーが、ものすごい勢いで作業している。仕様と実装が並行して 進んでいる。来週ぐらいには、CSSから改定working
対談:クラウド時代のネットワーク DX推進の要であるクラウド活用 レガシーなネットワークがボトルネックに 単純なインフラ製品の販売ではない DX、コンテナプラットフォームの実証など 自社の取り組みで得られた知見を顧客に提案 激変するビジネス環境の中でのDX モダンアプリケーション戦略への取り組みが 市場の競争力の源泉となる 日清食品グループのDX(後編) 内製化とローコードで実現?ビジネス部門 によるアプリ開発のリアルボイス! ITインフラ運用からの解放 HCI+JP1による統合運用による負荷激減で 次世代IT部門への役割変革へ一歩前進 ネットワークもサービスとして使う いま企業ネットワークが受ける大きな制約 クラウドシフトで大きく変わる! IT部門のDXはこれだ! IT運用管理新時代における最適な運用管理 の現場作り 中小企業のひとり情シスの現実 夢か幻か、はたまた現実か? ヘルプデスク
このブログではほとんど説明してこなかったが、IDPFのEPUBに深くかかわる ようになった。EPUBは、XHTMLとCSSに基づく電子書籍フォーマットである。私 は、IDPF EPUB Revision WGのメンバーであり、さらにEGLS(Enhanced Global Language Support)サブグループのコーディネータを務めている。EGLS サブグ ループは、日本語を含む世界の言語をEPUBでサポートすることに専念するサブ グループである。 EGLSは、2010-08-03/04に札幌で最初の対面会議を行った。出席したのは、日 本、台湾、韓国、アメリカのエキスパートであり、とても活発な議論を繰り広 げた。議論された内容は、縦書きを含む要求事項の整理がほとんどであるが、 一部(ページめくり方向や縦書き)については解決方法についての議論も始まっ た。公式な議事録は、一週間程度で
やはりこのニュースは書いておかなくちゃね。 no title EPUBを策定している国際標準化団体IDPFに、AppleとGoogleが加盟したというニュースが流れました。それから最近日本の電子出版の世界で大きな存在感を発揮しつつある大日本印刷さんも。 Apple、Googleの加盟は日本語圏にとっても朗報と捉えられる点があります。それは両社が巨大な出版プラットフォームを持つことではありません。両社はそれぞれSafariやChromeというウェブブラウザを開発していますが、それらはいずれもWebKitというレンダリングエンジンを使用しています。このWebkitはiBooksをはじめとするEPUBのビューワでも使用されており、縦書きをはじめとする日本語の組版要求がWebkitに実装されることは、とても重要なのです。 これまで両社はIDPFには参加していなかったため、仕様における有力プレイヤー
【プレスリリースではありませんが、公開情報なので、ここに置きます】03/12改訂 JEPA(日本電子出版協会)は、昨年11月EPUB(イーパブ)研究会を発足させ、以下の2つの活動を行っています。 ・EPUBの日本国内への普及啓蒙活動 ・米国の標準化団体、IT企業へのEPUB日本語組版の実装依頼 1.EPUBとは 米国の標準化団体IDPF(International Digital Publishing Forum)が策定した、書籍の標準フォーマットで、EPUB1.0が1999年9月、EPUB2.0が2007年9月に制定されました。 IDPFの前身であるOpen eBook Forumは米国標準技術局(NIST:National Institute of Standards and Technology)が主導した業際団体で、1999~2001年の第1次電子書籍ブームに設立され、一時活動が停
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く