私たちがふだん、何気なく使っているインターネット。その情報量は毎年、爆発的な増加を示しています。インターネットという巨大な情報の宇宙から、私たちが欲しい情報を取りだそうとする時、頼りになるのは「ことば」による検索です。では、私たちのパソコンの向こう側では、膨大な「ことば」は、どのように取り扱われているのでしょうか?本書では「ことば」を通してインターネットのからくりを概観し、またどのようにしたらそこから人類にとって有用な情報や新しい知識などが発見できるのか、さまざまな試みを紹介していきます。そしてそのようなアプローチを通じて見えてくる、人類の「知」のあり方の変化にも注目していきます。※全国学校図書館協議会 選定図書