社団法人日本写真学会はこのほど、日本写真学会誌(1964-2008)、日本写真学会会誌(1934-1963)、Bulletin of The Society of Scientific Photography of Japan (1951-1974) の論文・解説を、Journal@rchive(ジャーナルアーカイブ)で公開した。 Journal@rchive(ジャーナルアーカイブ):日本写真学会誌
以下の文献はAATS(American Association for the Advancement of Science)の 雑誌 Science( Vol. 263, No. 5144 , Jan. 14, 1994)が掲載した Christopher Anderson による DOE Finds Physics Archives May Be Too Hot To Handle の抄訳である。戦時中のアメリカのマンハッタン計画(原爆開発)に関わった複数の科学者が残した膨大な記録(ノート、文書)、モノ資料など、放射能に汚染された資料はどのように「保存」処置が施されたかを述べている。 いま読むうえでの留意点がある。上述のように発表年は1994年。チェルノブイリ原発事故(1986年4月)の約10年後ではあるが、いまから遡ればすでに15年前の文献である。当時にあっても、比較的高い濃度の被曝
-handling of radiation cotaminated library and archives materials- 2011/04/15 updated. 1. 先行事例は無く、二次被災のリスクがある 3月11日午後に東日本を襲った大地震と津波、それに続く福島原子力発電所の事故から約一ヶ月を経過した。しかし、今なお余震は続き、原発事故はどこに向かってどのように収束していくのか見当もつかない。 この困難な状況のなかで、被災した資料の救済に向けての動きが始まっている。しかし、有り体にいって、どこからどのように手をつけたらよいのか、手をこまねいているというのが現状ではないだろうか。地震と津波による被災だけでも未曾有の規模になることは間違いない。だが、それ以上に今回の被災は、かつて大災害による救済にあたった世界中のコンサーバターや図書館・アーカイブの誰も経験したことのな
s 技術的・理論的な類書とは異なり、この Preparing Collections for Digitization は、デジタル化にともなう原資料の保護・保存、そのための準備、高精細なスキャニングをどのように作成するか–という極めて実践的な内容。著者のひとり Anna E Bülow は英国国立公文書館(TNA) の保存部長(Head of Preservation) • digitization in the context of collection management • before you digitize: resources, suppliers and surrogates • the digital image • the process of selection • surveying collections • equipment for image c
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会調査・研究委員会は、2月4日に開催された『資料保存セミナー』の報告内容をまとめた資料集を発行した。セミナーで配布された資料や報告者のパワーポイントなどが掲載されているほか、全史料協調査・研究委員会が、既存施設を公文書館に転用した施設を対象に実施したアンケート調査の結果も収録されている。内容は以下の通り。 ・既存施設を利用した文書館施設における保存の現状と課題―現地調査から見えてくるもの(佐野千絵) ・やまぎん史料館における史料保存の取り組み(田嶋光輝) ・ケルン市歴史文書館倒壊と市民による救助活動(松下正和) [付録]既存施設を活用した公文書館施設に関するアンケート調査結果 なお、本資料集は全史料協会員限定で配布されたものだが、今後、全史料協のHPへの掲載も検討中とのことである。また、松下氏の報告にあるケルン市歴史文書館の倒壊と救援
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く